彼と身体も心も通じ合いたい

気持ちは求めていても身体が追い付かない日ってありますよね

そんな不安定な気持ちだからこそ愛し合って安心したい

もしかしたらあなたには「アンネリ」が必要なのかもしれません

アンネリってなに？

心が引き込まれるような優しい言葉

不安の森を歩きながら、自然とアンネリを求めていた
そこで見つけたPica（ピカ）の異名を持つカシューテロの実

足元にはbrestbana(ブレストバーナ)の花が広がる
不安を抱える気持ちを包み込む温かい空間

彼と話したあの日の出来事が思い出される
もっと見たい、もっと知りたいが募っていく

気づけば、不安の森の出口に立っていた

私の好奇心はどんどんと高まる

この先に何が待っているのだろう

少し遠くから優しく私を呼ぶ声が聞こえる

カシューテロの樹？

話かけられる方向にゆっくり振り向いた。

カシューテロの樹は私に話しかけてきた

名前はRodin-moran（ロディンーモラン）森の番人らしい

最初は話すことに不安を感じていた
そんな私の気持ちを察しているのか、積極的に話してきた

気づけば心を開いている私がいた
彼との最近のことなど、今まで打ち明けられないでいたことも
Rodin-moran（ロディンーモラン）には、スッと話せた

変な人だと思われたのではないか・・・私は不安だった
そんな不安を打ち消してくれるかのように
彼は私にこう語りかけた

「自分自身の悩みや不安と向き合うことは大切」
「誰もが避けて通りたいことに立ち向かっている」
「あなたの行動は間違っていない、自信をもって」

今まで曇っていた私の心に太陽が差し込んできた

私の周りをTajuline（タユリネ）鳥が飛び回る
気づけば私も小鳥たちのように心が舞い踊っていた

もう不安はない、先に進めば素敵な世界が広がっている

でも一つだけ気になっていた
アンネリという言葉

その瞬間、小鳥たちは私の元からスッと去っていった

一人取り残されたような気持ち

漠然とした不安に襲われる

気づけば私は小鳥たちを探していた

小鳥たちを探していると、大きな湖が見えてきた

湖を見た時、不安から安心感へ
これはきっと小鳥たちの贈り物。

私が探していたアンネリのカギ
求めていた本当の安心感を手にしたような気がした
私が探していたものはこれだったんだ

優しい風の音は、家へ帰るように促しているように感じた
「ありがとう」と残し、私はパレシャンを後にした

今までの出来事が気になりながらも、家路を急ぐ私

ふと思い出した図鑑のこと

幼い時、お父さんと一緒に眺めたあの図鑑

家へ着いてすぐ、図鑑をひらく

しおりとして挟まっていた旧紙幣

上手くつながらなかった出来事が全てつながった

旧紙幣には、先ほどの出来事が全て詰まっていた

不安な気持ちでいる私を見守ってくれていたのは女神

最初から最後まで、私を見守っていてくれた

女神こそが私の知りたかったアンネリなのかもしれない